どうも、あさとです。
さて、今回は水風呂の冷たさを求めて行って来たのは大正区。
大正は沖縄出身者が多く住む町としても有名でリトル沖縄と言ったりします。
第一次世界大戦の時代、工場の多かった大正区に出稼ぎで沖縄出身者が多くやってきた名残だそう。
JR線の高架下や商店街を見ると沖縄料理屋さんや沖縄物産店なんかが目に入ります。
近くに大阪ドームがあって、ドーム周辺は随分と新しくなっていってますが、大正は大阪市内のディープスポットの一つでもあって、駅周辺から下町情緒が残る町。
さて、この駅からほど近い三光湯に行って参りました。
三光湯さんのHPはないようで、浴場の画像がなく寂しいのでいらすとやさんの画像をお借りしています。
Contents
【三光湯】施設の様子
三光湯に到着~!
外観は昭和の銭湯の形を色濃く残しています。
丸みのある唐破風(からはふ)っぽい屋根。
そして両サイドに丸い窓。
そして建物の左手にはコインランドリーと自販機が並んでいます。
暖簾をくぐると女湯は右手、男湯左手。
下駄箱に靴を入れて女湯へ。
入浴料+サウナ代を渡したら目の前にあるタオル置き場からバスタオルを1枚持っていきます。
番台は男性でしたが、女湯側パーテーション低く番台から脱衣所の全貌丸見えの昭和スタイル。
脱衣所は入って右手にドレッサーあり、ヘアドライヤーは1台。
天井を見上げると曲線が美しい昭和モダンな装飾も残っており年季が入っています。
さてロッカーですが、まず空きロッカーがないという難関が立ちはだかります。
キーが空いてるロッカーのそのほとんどには、常連さんのお風呂グッズが詰め込まれています。
そして、空いてるけどキーがないロッカーが大半を占めており、鍵の閉まるロッカーが殆どないんですw
そんな感じなので、脱衣所の中央にある仕切り付赤ちゃんベッドの上は、今まさにお風呂に入っているお客さんの荷物置きになっています。
客と言えばご常連ばかりの様子なので、荷物置きっぱなしでもOKって感じのゆるそうな雰囲気です。
あさとは一番上の段に鍵の付いたロッカーの空きを見つけることができたので、荷物を収めて浴場へ。
お風呂の種類は深め、浅め、本日のお風呂、露天風呂、水風呂、サウナと最小限。
洗い場は浴場入って直ぐに15か所程度。
桶とお風呂椅子は、浴場入口横にまとめられているのでHelp your selfスタイル。
青赤のカランとボタンシャワーを前に座ります。
通常、ボタン式シャワーは一定量出ると自動で止まりますが、あさとが座った一度押したら出っ放し。
ボタン少し引くと止まるというコツが必要。
その程度の不具合なら整備しなくてもいける!という大らかなお店でもあります。
シャワー圧は良く温度は若干不安定。
全身洗濯して早速サウナへ。
【三光湯】サウナ・水風呂・休憩
サウナ室
サウナは遠赤外線ストーブの高温サウナ。
入って左手にストーブがありその上に黒い石が乗っています。
いわゆるフィンランド式サウナというやつですね。
座面2段定員8名程度。
サウナ用のバスタオルは巻かずに座面に敷いて座っている人がほとんど。
テレビあり。
高い位置にある室温計は102℃。
湿度高め。
座って5分経たず水滴が腕に現れ始めました。
ご常連タイムで満員御礼。
1段目の席が空いていたので座らせていただきました。
わいわいがやがやと賑やかでサウナ室はご常連の社交場でもあります。
水風呂
水風呂はサウナ前にあり動線OK。
細長い形の水風呂で深さも1m程ありました。
底はひんやりしていましたが、持参の水温計での測定は19.4℃。
恐らく設定18℃~19℃程かと思われます。
男性の水風呂は16℃程度と主人が言っていましたので、女湯は設定が高いようですね。
休憩
サウナ用の休憩場所はありません。
露天風呂に出て足だけ浸かるもよし。
【三光湯】を利用してみての感想など
サウナ室の温度計の数値は102℃と高めですが、1段目と2段目は段差が大きく、1段目はそんなに熱くありません。
水風呂の冷たさも並み。
施設そのものが老朽化していること、女湯は番台から丸見えであることを踏まえると女性にはハードルの高めかもしれません。
水風呂の横に座って水温を計っていると、「何してんの?」とご常連に声をかけられました。
冷たい水風呂が好きだという話をすると、あさとの大好きなヘルシー温泉タテバにも通ってるご常連がいたり、他の銭湯の評判、知られざる年配のご常連事情をいろいろ聞けました。
箇条書きでどうぞ。
・三光湯の女湯が番台から丸見えなことについてご常連に伺うと、「(番台の男性店主は)こっち見てない見てない。ずっと下向いてるわ。」「そんなもん見たくもないやろ。」と一蹴されました。
・とある別の銭湯にとても気の強い年配ヌシ子がいるそうで、他の年配のご常連に「シャワーを壊した」などとあらぬ疑いをかけていじめいてたという話。
・これもまたある別の銭湯で、湿気で浴場が暑かったので露天風呂へのドアを開けたところ、ヌシ子に開けるなと注意された話。
・タテバのサウナは熱すぎてあかん。でもあそこの水は好きという話。
・男湯が発展場で有名な某銭湯の女湯はまあまあ別に普通やわという口コミ。
三光湯のご常連の話を聞いていると、ヌシ子独自のルールに振り回されているのは若輩者だけではないんだなと分かりました。
そして、銭湯通いしているご年配はいろんな銭湯に行っていてかなり詳しい。
年季の入ったご常連の話をたくさん聞けて面白かったです。
サウナから上がって脱衣所で身支度をしていると、銭湯のドリンク冷蔵庫からビールを出すご常連と、今から持参した缶ビールを入れるご常連あり。
所謂太いご常連は、自分のビールを持参して銭湯のドリンク冷蔵庫で保管してもらえる優遇措置があるようです。
「電気代払わなあかんわな笑」と言いつつ風呂上りにキリンの一番搾りを飲んでいました。
さすが毎日来てたら待遇も違いますな。
利用料金・アクセス
利用料金
入浴料440円+サウナ150円
アクセス
JR大阪環状線大正駅の線路沿いを進み右に曲がった所。
ととのうサウナのチェックポイント | |
サウナ特徴 | 高温サウナ |
サウナ温度 | 102℃ |
サウナ湿度 | 高め |
水風呂温度 | 19.4℃ |
水風呂特徴 | 深さ1m |
サウナ浴用休憩場所 | なし |
ロウリュ | なし |
アメニティ | なし |
レストルーム有無 | なし |
利用料金 | 590円 |
営業時間 | 14時~深夜0時 |