【記事を読む前に】この記事はパニック障害とうつ病を発症後、精神科医の指導や投薬等の現代医学に頼らず医学以外の方法でパニック障害とうつ病を完治したあさと自身の経験に基づいて書いています。他の方がここで書かれている通りの方法でパニック障害とうつ病が改善・完治するかは確認していないため保証はできません。
しかし、ここで書かれているあさとの経験談、試したことや心の変化は全て事実です。病気の話はエビデンスなしでは信用できないというのが常識であはりますが、あくまで一個人の経験談として読んでいただけると幸いです。
どうも、あさとです。
パニック障害とうつ病を治す有効な方法を紹介します。
あさとは、今から説明することを続けて、最終的にパニック障害だけでなくうつ病も完治することができました。
あさとの場合、パニック障害の症状は数か月間で動悸や不安が随分楽になり、1年程で完全に動悸自体が起きなくなりました。
うつ病は完治と言えるまでに丸3年かかりました。
期間はあくまで一個人の経験なので、人によってこれよりも早く良くなる人もいれば時間がかかる人もいると思います。
自分のペースで少しづつ進んでいくのが最短ルート。
これを理解していれば、なかなか治らないという焦りが起きにくくストレスにならないです。
さて、パニック障害とうつ病を完治するための具体的な方法。
それは以下の二つを実践していくことです。
- ネガティブな感情の解放
- 固定観念を手放す
まずこの記事では、ネガティブな感情を解放する方法について説明してみたいと思います。
*固定観念を手放すについてはまた別の記事にまとめています。
ネガティブな感情の解放
ネガティブな感情はまるでごみのように自分の体の中に溜まっているイメージです。
体に溜まったゴミをちゃんと掃除すればスッキリ爽快な気分になれます。
では、ネガティブな感情の解放ってどういう方法なのか?
ですが、方法はとってもシンプルです。
自分の中に湧き上がってきた不安、恐怖、悲しみ、怒り、虚しなどのネガティブな感情から逃げない。
これだけです。
逃げないってどういうこと?
と思われる方もいらっしゃると思いますのであさとの体験談を交えながら方法を説明したいと思います。
当時パニック障害で苦しみの絶頂だった私は、インターネットでこの苦しみの解決策はないかと調べていました。
すると、こんなことが書かれていました。
全ての感情は感じ切ったら消えていく。
恐怖も不安も感じ切ったら消えていく。
「私が探していた答えはこれだ!」
と、苦しみの中に光が射した瞬間でした。
感じきったら消えていくということは、自分の中からきれいさっぱりなくなってくれるということだと理解できました。
やっと苦しみから解放される方法が見つかった!と興奮しました。
感情は感じきったら消えていく。
この考え方が感情解放のベースになります。
感情を感じ切るとはどういう意味?
では、感情を感じきるとはどういう意味かというと、
楽しい時は思いっきり笑う
不安な時は思いっきり不安を感じる
ということです。
思いっきり笑うことは簡単です。
ただ思いっきり笑えばいいのです。
これは意識しなくても自然にできている人がほどんどではないでしょうか。
では、思いっきり不安を感じるってどういうこと?
ってなりますよね。
ポジティブな感情に比べてネガティブな感情の解放は少し手順を踏む必要があります。
その手順はこんな感じです。
ネガティブな感情の解放
- 不安から逃げない・抑圧しない
- 不安と対峙する
- 不安が去るのまで感じきる
この手順で感情を扱うと、不安は自分の中から解放されて消えていきます。
では、この手順をさらに詳しく解説してみましょう。
step
1不安から逃げない・抑圧しない
さてまずは、パニック障害やうつ病になる人は無意識に不安になることから逃げる癖がついてます。
パニック発作が起きると、不安になることが恐怖で居ても立っても居られないですよね。
不安を感じるのが怖い。(予期不安)
このような思考が無自覚のうちに、頭の中をよぎっています。
しかし不安は不快で苦しい感情。
誰でも不安なんて感じたくありません。
人の脳は不安を感じまいとして、不安から逃げる・不安を抑圧するということを無意識にしているのです。
では、不安から逃げないようにするにはどうしたらいいか。
それは、不安を意識するのが有効です。
「不安が来ているな」
「不安から逃げようとしているな」
「不安を抑圧しようとしているな」
と自分で心の中か口に出して言ってみてください。
これで不安が意識(自覚)できるようになります。
step
2不安と対峙する
不安を意識できると、少し離れた場所から不安を眺める余裕が出ます。
「不安」と「わたし」
のような状態をつかめるといいです。
それが不安と対峙している状態です。
そうすると自分が不安になっているのではなく、不安がどこかからやって来ていることを意識できるよにもなります。
step
3不安が去るまで感じきる
不安と対峙していると、不安という感情エネルギーが強い状態から、徐々に抜けていくのを体で感じます。
感情エネルギーは勝手に抜けていくので、抜けていくのをただ感じているだけでいいです。
そんなに長い時間ではありません。
数十秒~1分程度ではないかと思います。
状況によってそれ以上の場合もあるかもしれません。
感情エネルギーが体から抜け切ると、とても暖かいものに包まれているような心地よい感覚がやってきたり、すっきり軽くなったようなさわやかな感覚がやって来ることもあります。
胸のあたりが軽くなることもあります。
何も感じない時もあるかもしれません。
それはそれで気にしないでいいです。
この方法は不安だけでなく怒り、悲しみなどどんな感情にも使える解放方法です。
無理はしなくてもいい
最初はやってきた感情をどういう風に扱っていいのかいまいちわからないかもしれません。
あさとも最初はいまいちコツが掴めず上手く解放されないこともありました。
しかし、コツが分かってくるとスッキリするし面白くなってきます。
そのうち意識的にネガティブな感情を見つけにいって、
「このやろう!そこにおったか!うおらぁぁぁああっ」
と突撃するようになっていました。
あさとのような馬鹿なことをする必要はありませんし、そこまでの成果はなかったので真似しないほうがいいです。
ネガティブな感情が湧いてきたら解放する。
それだけでいいです。
自分のペースで行い、無理にしないようにしましょう。
感情の解放は無理なく自分のペースで行えばOK。
ネガティブな感情は思った分溜まっている
ただし、ネガティブな感情は一つだけではありません。
ネガティブな感情は逃げたり、抑圧した分だけ溜まっています。
小さな感情から大きな感情までたくさん出てきます。
ネガティブな感情は不安だけではありません。
恐怖、怒り、虚しさ、悲しみ、妬みなど
それはもう盛りだくさんです。
それに紛れてポジティブな感情まで抑えているとこもあります。
まるでリオのカーニバルばりのお祭り騒ぎです。
正に感情のカオスです。
私は当時ネガティブな感情を感じたら、チャンスとばかりに向き合っていきました。
これで感じきれば私の中からきれいさっぱり消えていくのですから、ネガティブな感情とおさらばするためにどんどん解放していきました。
感情の解放をしていると、過去の辛い情景が浮かぶこともあります。
フラッシュバックというやつです。
怖くて受け入れることができない感情や情景が浮かんだ場合は無理に受け入れようとしなくてもいいです。
一旦感情の高ぶりが治るまで、ゆっくり深呼吸をして休みましょう。
落ち着いたら他に出てくる感情を解放して、外堀を埋めていく感じで進めます。
いずれは一度無理だと思った嫌な感情も、抵抗せずに受け入れることが出来る日がやって来ます。
それを繰り返していると、少しずつですが楽になって行きます。
決して無理にする必要はありません。
自分のペースで少しずつ解放していけばいいです。
そのうち解放すべき感情がほとんどなくなっていきます。