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サウナ室の女性たちは氷が好き
どうもあさとです('ω')
先日出世湯に行った時におば様のサウナ室での氷の活用しまくり感を見て
そう言えばサウナを利用するおば様たちは氷をよく使っているな、
と思いました。
よくよく考えると関西のどこのサウナ施設や銭湯でも、
おば様が氷を活用しているのをよく見かけます。
使うっていうのは普通に食べるのみならず、冷やす道具にしています。
殿方は氷をどう使っているのかを主人に聞いたのですが、
普通にサウナで設置されれている氷は食べるだけでしか利用しないとのこと。
サウナで出会うおば様たちの氷の活用方法が面白かったので、
びびる位へたくそな挿絵も堂々入れながら書いてみようと思います。
通常の氷の使い方
サウナ施設では、アイスキューブが入ったアイスクーラーが、
お風呂の入口付近に設置されていることが多いです。
アイスクーラーには「手づかみしないでください」と書かれていますので、
設置されている専用のトングで一つつかんで手に取ります。
そのまま口に放り込みサウナ室へ。
という感じで利用します。
サウナ室のほとんどが飲食禁止のため飲料水も持ち込み禁止。
おそらくサウナ室で水をこぼす心配や、
ペットボトルをそのまま放置したりする場合があるからかではないかと思います。
ですが、氷だと口に入れてサウナ室に入ってもOKな雰囲気なので、
氷を置いてくれるサービスはありがたいですね。
氷が口に入っていると冷たくて顔が火照り過ぎるのを防いだり、
すでに火照っている顔をクールダウンすることができます。
水分補給にもなるのでサウナ浴に氷があるといいですね。
おば様たちの氷の取り扱い方あれこれ
さて、普通に氷を口に入れて水分補給&冷却するだけでは飽き足りない女性がたくさんおります。
あさとが出会った氷好きのおば様たちは氷をこんなふうに使っていました。
1.氷マッサージ
とある銭湯で、テレビを見ながら顔をマッサージしている様子のおば様がいたのですが、
よく見ると持参した大きめの氷を顔全面に塗りたくっていました。
氷で顔を引き締めながらサウナ室に入っているという感じでしょうか。
単純に冷たくて気持ちいいのかもしれませんね。
2.脳天氷
とある銭湯で斜め下に座っているおば様が大きめのせっけんサイズの氷を
濡れタオルを巻いた頭のてっぺんに置いて脳天冷却していました。
白いタオルの上に四角い形のものがひょいと乗っている姿は、
銀シャリの上にネタが乗っているの想像してしまい、
おまえは寿司かとツッコミを入れかねないスタイルでした。
でも、これは面白い方法だなと思いました。
脳天を冷やしながら、サウナ室で体を温めると
血流がどんなことになるのかが気になります。
今度機会があればチャレンジしてみようかと思いました。
4.振舞い氷
銭湯は氷を置いてくれているところがほとんどないため、
サウナ浴をするおば様方は、氷を家で作って持参される方がよくいらっしゃいます。
氷の大きさは人によってさまざまです。
せっけんサイズくらいの小さめのタッパーに氷を作って来る人、
それどうするのかしらという大きなサイズの氷を、
大きなタッパーごと持ってくる人などさまざまです。
以前、ある銭湯サウナに行った時のこと。
大容量のタッパーに入ったオレンジ色の氷を
アイスピックでガンガン砕いているおば様が。
最初見た時、一体何をしているのかさっぱりわからなかったのですが、
サウナ室でそのおば様がオレンジ色の氷のかけらをサウナ室にいるみんなに配り始めました。
私にも回ってきたんですが、みかんの果汁を凍らせたもので、
それをかじりながら狭いサウナ室でワイワイ。
ここの銭湯はいつもこうやってみんなで楽しんでいるんだなと知って面白かったです。
(味付きの氷はおそらく持ち込みしてはいけない気がしますので、
マネはしないほうがいいかもしれません。)
4.氷が好きすぎて欲張るおば様
とあるサウナ施設でのこと。
かけ湯の前に設置されている手持ち付きの桶を持ち出して氷を大量にがめているおば様が。
氷の入った桶はサウナ室の前の棚に置いてはります。
かけ湯のお湯だけでなくて、
風呂の浴槽からもお湯をかける時にみんなに使われている桶ですよ。
桶に直に氷入れるのかい。
それ、口に入れるのかい。
そんなことがあるのかい。
しかも桶は2つしかないので、そのうち1つ独占するのもなんだかなあと。
このサウナ施設、
サウナ室とアイスクーラーの距離はそんなに遠くないんですよ。
浴場のドアがありますが、直線距離でほんの3メートルほどの距離。
できる限り手間を減らそうという考えのもとで桶を使用しているのかもしれませんが、
正直そんなに手間になる距離には思えない。
いやはや、欲望とは恐ろしいなと思いました。
で、しばらくしたら、
桶に氷をがめているおば様がサウナ室から出てきまして、
桶の氷が解けてきたからでしょうか追加の氷のためアイスクーラーの前へ。
その姿が水風呂に入っているあさとから見えていましてね、
そのまま見ていると、
アイスクーラーの氷をガンガン素手で鷲掴みしながら桶へ追加しとるではないか。
ジーザス...!
うわあ...や、やめてくれぇぇ...
あさとは潔癖症ではないですが、
浴場っていろんな菌がいるのは皆さん周知の事実だと思っておりますよ。
体を洗ったからウイルスも菌もさっぱりキレイに取れているってわけではないですしね。
その大丈夫かわからない手でみんなが口に入れる氷を鷲掴みて...
私はそのおば様を水風呂に入りながら
「ちょっと!なにやってんの!頼むからトング使ってくれ!」
と思いながらただ観察しておりました。
臆病で見ているしかできなかった...。(すんませんなにもできなくて)
少し目が合いましたが悪びれる様子なく、
またサウナ室の前に氷の入った桶を置いてサウナ室に入っていきました。
わはは...
いろんな人がいるなあ。
5.持ってきた氷は誰かに引き継いで帰る
以前、大阪市生野区の福徳温泉に行った際に、
おば様に氷を無理に渡されて困った話をこのブログで書きました。
福徳温泉はサウナ室への氷の持ち込みが禁止されていて、
おそらく見つかったら怒られるんですよ。
私が買い物袋を持っているだけで受付スタッフの方に氷持ち込み女だと誤解されて、
「氷持ち込みしないでください」
と注意されたことがあります。
福徳温泉は氷持ち込みについては結構厳しいのかなと思います。
その福徳温泉でおば様に氷を強引に渡された時は思いがけず共犯者になってしまい、
福徳温泉の店員さんに怒られそうでヒヤヒヤしました。
氷はそこまで必要ないあさとからすると、
持ち込んだらだめって言われても持って入ろうとするって、
どんだけ氷好きやねんと思ってしまいます。
しかも、おば様は自分で持ってきた氷が余ると、
重たいし持って帰るのが面倒なので、
まだサウナ浴している他の誰かに半ば強引に引き継いで帰ります。
先日も他の銭湯で氷を持っているおば様が他のおば様に、
「これ使て(つこて)」
と押し付けているのを見かけました。
これが大阪のおばちゃんスタイルのようです。
氷をフル活用するのは関西だけ?
おば様が氷が好きなのは関西だけなんでしょうか。
関東のサウナ施設や銭湯は数えるほどしか行ったことがないのですが、
氷をフル活用もしくはアレンジ活用している人は見かけませんでした。
もちろん中にはサウナ浴で氷をよく使う人は全国にいらっしゃるのではと思いますが、
あんなにこぞって氷持ってきているのは関西のおばちゃんだからでしょうか。
あさとはお水を飲むのが好きなので氷はわざわざ持って行かないですが、
おば様たちは氷を熱いサウナ室で活用するのを楽しんでいるようです。