【医者が教えてくれないパニック障害を完治させる方法】人のせいにしない

2019年4月22日

【記事を読む前に】この記事はパニック障害とうつ病を発症後、精神科医の指導や投薬等の現代医学に頼らず医学以外の方法でパニック障害とうつ病を完治したあさと自身の経験に基づいて書いています。他の方がここで書かれている通りの方法でパニック障害とうつ病が改善・完治するかは確認していないため保証はできません。
しかし、ここで書かれているあさとの経験談、試したことや心の変化は全て事実です。病気の話はエビデンスなしでは信用できないというのが常識であはりますが、あくまで一個人の経験談として読んでいただけると幸いです。

ども!あさとです。

ここでは、パニック障害を治すのに大事なポイントについて話てみたいと思います。

あさとはパニック障害を患いましたが、1年ほどで発作が起きなくなるくらいまで自力で治しました。

早速ですが、パニック障害を自力で治す方法で大切なことを言います。

それは、

人のせいにする癖をやめることです。

人のせいにしてしまう癖に気づくことができれば、パニック障害を治すことに真剣に向き合うことができるからです。

では、人のせいにする癖を止めるってどうやって?

という疑問についてあさとの経験を交えてまとめてみました。

 

人のせいにする癖ってどういう癖?

かく言うあさとは普段から”人のせいにする”ということが当たり前になっていました。

当時、普通の生活の中でも人のせいにする癖は反射的にしていました。

「わたしはアイツのせいでこんな苦しい思いをしている。」

つまり、

私が苦しい思いをしているのはアイツのせいだ!

という考えを持って人を見ていました。

すると、

不愉快でしかないアイツをどうにかしたい!

という思考が働きます。

そうして何とかしようとして以下のようなことを思いつきます。

人のせいにしているとこういう思考回路になる

・厄介なアイツのことを忘れようとする。
・厄介なアイツから逃げる。(*逃げる必要がある場合もあり)
・アイツと関連する場所に近づかない、もしくは離れる。
・アイツの陰口を言いまくる。
・アイツに仕返ししてやる。

あさとは小心者だったので、実際に仕返しするまでは至ったことがありませんが、実際逃げたり愚痴をこぼしたりと上記のような行動をとっていました。

ですがこのような行動に出ても一時的な満足は得られますが、しばらく経てば同じような不愉快な気分が戻って来るのです。

そう、これらの行動は根本的な解決になりませんでした。

逃げたり愚痴ったりは、ただ欲求不満を満たすための一時的な快楽でしかなかったのです。

更によくよく考えてみると気づいたことがありました。

逃げたり、愚痴ったりしていると、アイツの事を余計に意識しているのではないかと思いました。

 

そもそも、アイツのことを忘れることができるのか?

それまで、あさとは嫌な記憶を忘れようと必死でした。

ですがよくよく考えてみてください。

果たして、人は自分に辛い思いをさせた”アイツ”を意識的に忘れることがことが可能なのでしょうか?

”忘れる”という状態は脳が半ば勝手に、もしくは無意識的に行う自動作業のようなものです。

忘れたいと思っても意識的に忘れるということは不可能です。

もしそれが出来ているとすれば一時的な状態です。

例えるならば、見えないようにハンカチを被せて隠したつもりになってるだけなんです。

ふわっと風が吹けばハンカチがめくれて見えてしまいますね。

そんな感じで忘れたはずの記憶は、何かのきっかけでまた思い出すことがあります。

逆に忘れないように頑張って憶えておこうとしても、忘れてしまうことだってあります。

つまり、

”忘れる”という行動は自分で完全にコントロールすることはできないわけです。

そして、”思い出す”という作業も脳は勝手にやってくれます。

忘れてしまいたい辛かった出来事も、似たようなシチュエーションがあると脳が瞬時にコンピューターを働かせてくれます。

「これはアイツと一致!」とか「この状況はあの出来事と一致!」と結果を見つけてきては、わざわざご親切に忘れていた記憶を呼び出してくれます。

あさとはこんな感じで立ち上がってきた記憶で度々パニック発作を起こしていました。

勝手に思い出したくもない記憶を起動するなんてことを脳がやっちゃうんです。

つまり、脳のやることは意識的に制御しきれないのです。

当時はどうしていいか分からず余計にパニックになっていました。

頭がおかしくなって気がふれてしまうのではという恐怖すら感じました。

あとから徐々に分かりましたが、「脳って勝手に働くもんなんだ。」と事実を認めてしまうと楽になりました。(実にシンプル)

では、厄介なアイツから逃げた場合はどうでしょう。

 

厄介なアイツから逃げられるか?

パニック障害のきっかけになる人物がいたとします。

・アイツと会うとパニック発作が起きる。

・アイツのことを想像するだけで動悸がする。

例えばその厄介なアイツから(海外に逃げたり、引っ越ししたりして)物理的に逃げたとします。

最初は「やっとこさアイツから逃げ切った~!」

という安堵があるかもしれません。

しかししばらくすると、同じようなシチュエーションや似た人がいると同じような感情が湧いてきます。

「アイツと似てるからあの人は怖い(嫌い)!」

「アイツはあの人に似ているからきっと似たような性格に違いない。」

と思ってしまうことがありませんか?

距離的に厄介なアイツと離れたとしても、似たようなシチュエーションでパニックになったり不安になったりします。

人間の脳っていい加減なのかとても緻密なのか、過去の経験とおおよそ似たような状況に遭遇すると危険信号を出してくれるという危機管理システムが搭載されています。

状況や相手が違うにも拘わらず、同じようなシチュエーションや似ている人を認識したら危険信号発動です。

全く同じ状況でなくてもパニック発作が起きてしまいます。

実際あさと自身、一度怖いと思った状況とほんのちょっと似ていただけで、心臓がバクバクし始めて動けなくなったこともありました。

「また同じことが起きるのでは…!怖い!」

という感じで自動的に不安が立ちあがって来るのを何度も経験しました。

この経験でどれだけ逃げたって、逃げるという手段ではパニック障害を根本的に完治できないと悟りました。

例外的に逃げる必要がある状況もある。

しかし、逃げるに関しては肯定しておきたい部分もあります。

それは、

パニック障害のきっかけになるアイツに暴力を振るわれているなど、あなた自身の生命の危険にさらされている環境に身を置いている場合。

まずそのアイツから安全に距離を置きましょう。

そして逃げ切ってからパニック障害と向き合いましょう。

*人によってはアイツだけでなく、あの出来事、あの場所なんてこともあります。どれも扱い方は同じです。

 

【重要】きっかけと原因を混同しない

パニック障害は”きっかけ”と”原因”を取り違えてしまうと前に進むことができません。

ココがポイント

きっかけ=アイツ

原因=自分が持っている固定観念(思い癖)

これまで上げたあさとの話でご理解いただけたと思うのですが、

まずは、パニック障害になったきっかけを物理的にどうにかしようとしても、どうにもならないということを理解するのが重要なポイントです。

これはもう潔く諦めてしまうしかありません。

本当にどうにもなりません。

例えば自分は「アイツのせいでこんなに辛い~!ちくしょー!」と苦しんでいたとしても、念力で恨む気持ちが相手に届くことはりあません。

その頃、相手はどこかでのんきに鼻の穴でもほじっていることでしょう。笑

相手に自分の気持ちを理解してもらいたい、恨めしいという思いは一旦置いておきます。

パニック障害になった原因は自分の心の中に潜んでいます。

当たり前過ぎて気づきにくいですが、パニック障害で辛い思いをしているのは紛れもなく自分自身。

辛い思いをしている自分の気持ちを楽にしなければパニック障害は治りません。

こんな話をすると、

「アイツのせいじゃない?ってことはあたしのせいかよ!」(プンスカ)

と思う人がいるかもしれません。

それも違います。

人のせいにしない≠自分のせいにする

ノットイコールです。

罪を憎んで人を憎まずという言葉があるように、問題は自分の中にありますが自分自身のせいと捉えるのはまた違うんです。

人のせいにしていても自分の問題は解決しませんが、かといって必要以上に自分を責めることも全く意味がないので止めましょう。

ポイントは淡々ときっかけと向き合い、原因追及をする。

客観的に自分を見つめる姿勢が何より大切です。

そうすればパニック障害を治す道が開けてきます。

今回の記事は以上になります。

ありがとうございました。

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