周りの人にも知ってほしいこと。うつ病はなぜ長期化するのか?

投稿日:2019年4月14日 更新日:

【記事を読む前に】この記事はパニック障害とうつ病を発症後、精神科医の指導や投薬等の現代医学に頼らず医学以外の方法でパニック障害とうつ病を完治したあさと自身の経験に基づいて書いています。他の方がここで書かれている通りの方法でパニック障害とうつ病が改善・完治するかは確認していないため保証はできません。
しかし、ここで書かれているあさとの経験談、試したことや心の変化は全て事実です。病気の話はエビデンスなしでは信用できないというのが常識であはりますが、あくまで一個人の経験談として読んでいただけると幸いです。

どうも、あさとです。

うつ病は長期化するのがデフォルトです。

短期間ですっかり完治したなんて 聞いたことがありませんよね。

あさともパニック障害を皮切りに うつ病という王道ルートを辿りました。

完治と言えるようになるまで3年間かかりました。

ここでは、うつ病で辛い思いをしている本人だけでなく、

うつ病の家族や同級生、同僚がいて接し方に悩んでいる人にも知ってもらいたいことを書きます。

 

うつ病がなかなか治らないのはなぜ?

うつ病ってなぜ短期間で完治させることができないんでしょうか?

答えは簡単です。

それは、治す気が起きないからです。

うつ病になると生きる気力が全く湧きません。

ほんとに"全く"です。

生活するのに欠かせない気力の泉が完全に枯渇します。

まるでアフリカの乾燥地帯にあるようなひび割れた大地のごとく枯れっかれです。

この気力の枯渇感(無気力状態)が長期間続くと、情緒も感じなくなります。

美しい景色を目の当たりにしてもその美しさにうっとりして感銘を受けたり、 清々しい自然の中にいたとしてもその場で爽快感を感じることができません。

あるのは虚しさと無価値感そして、漠然とした不安。

愛でる、心地よい、楽しい、わくわくする、 そんなポジティブな感覚が全く湧きません。

要するに、前向きになること自体が困難なことなのです。

自分が生きていることさえ辛いのに、病気を治すことに意識を向けるなんて無理なんです。

うつ病になったことが無い人にとってはイマイチ理解できないことかもしれません。

「治す気が起きないのは、自分の気合が足りないからだ。」

なんて言わないでください。

治す気が起きないことは、うつ病を患っている人にとっても辛いことです。

 

不幸中の幸いですが、うつ状態には波があります。

調子が良くなった時は自分なりに頑張ることが出来ます。

自分なりには頑張れるのですが、周りの人の良かれと思った励ましが効果がないことも往々にしてあります。

 

【検証済】音楽はうつ病から私を救ってくれるのか

当時うつ状態の私に同棲していた彼が、 ちょっとでも元気になればと彼のお気に入りの60年代の名曲を流してくれました。

The Raspberries(ラズベリーズ)というアメリカのバンドの曲でした。

ポップなメロディに甘い歌声。

60年代グルーヴのロックサウンド。

聞かせてもらったアルバムの曲はどれも、健全な自分なら踊りたくなるような素晴らしい曲であると今は思います。

しかし当時のあさとは。そうれはもう酷い精神状態でした。

The Raspberriesの名曲を聴いても深海に沈み込んだようなあさとの心に光が射しこむことはありませんでした。

彼が元気になればとやってくれたことはありがたいことだと認識できても、無理に笑顔を作ったり、ありがとうとすら言えませんでした。

もともとあさとはバンドをやっていたこともある位音楽は大好きです。

その大好きな音楽を聴いても全く情緒が湧かない。

「これは相当やばい状態かもしれない…」

と自覚したのを覚えています。

毎日なす術なく、虚しさの中に埋没していました。

 

また、とある方の話を思い出しました。

その方も当時パニック障害を患い辛い思いをしていたそうです。

桜が満開の季節、用があってきれいな桜並木の中を通っていたそうです。

しかしその方は当時パニック障害で苦しんでいたので、桜を楽しむ余裕なんて微塵も湧かなかったそうです。

むしろ桜を楽しむ人達に怒りすら覚えたという話をしていました。

 

あさとの場合、音楽を聴いたり美しい景色を眺めるなど、情緒に働きかけるようなことはうつ病には効果がありませんでした。

また今思えば、うつ病で辛い時期は目に映るもの全ての色がくすんで見えていたように思います。

きれいな景色も、実際きれいに見えないというのもあるかもしれません。

(元々動物好きの人は、犬や猫などの動物に触れることで不安が和らいだりするようなことはあるようです。)

当たり前なんですがここで気づくのが、決して音楽や景色が悪いわけではないってことです。

やはり原因は外になく、自分の中にあるということに気づきます。

 

開き直りや甘えに見えるが、実はそうではない。

うつ病になったことがない人から見ると、気力がないことに任せて「どうせうつ病なんて治らない」 と半ば開き直っている、もしくは甘えているかのように見えるかもしれません。

しかし、うつ病患者は開き直ってやろうとか甘えたいなんて考える余裕などありません。

ただただ社会生活に必要な気力が 1ミリも湧かないのです。

元気を出す気力がないので 「元気出せよ」 と言われて元気が出るわけもありません。

そして、励ましに答えられない自分を責めることしかできません。

うつ病は治す気力が湧かないから長期化する。

それは、身を持って体験しました。

 

うつ病の波を捉える

うつ状態が長期化する中で、気力を使わずにできることと言えばやはり読書でした。

寝ころんでいても本は読めますから。

良くも悪くも人間のホルモンバランスは一定ではありません。

少しは精神的に調子のいい時もあります。

調子が良い時には、うつ病克服のためにあらゆることを実践していきました。

調子が悪く何もできない時は無理に何かする必要はありません。

「この状態を早くなんとかしなくちゃ」

なんて思う必要はありません。

なるべく気力を使わずにできることをしてみましょう。

その中でもやはり読書は一番だと思います。

私は精神哲学の本や、心の在り方についてを説いている本をたくさん読みました。

いまいちピンと来ないものもありましたが、 腑に落ちることを書いているものもありました。

本を読んで号泣したこともありあました。

特に読んでこれはいいと思ったおすすめの本は、パニック障害やうつ病に効いた心を癒やす書籍10選 で紹介していますので、興味がありそうなものがあれば読んでみてください。

あさとは、読書や様々なうつ病改善法を試しているうちに、

「もうこんな日々はうんざり。 この状態をいい加減何とかしたい。」

という気持ちが優位に立ち始めました。

パニック障害やうつ病に効いた心を癒やす本10選

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