2016年10月25日 晴れ
岩乃屋、ほんとにほんとに最後の岩乃屋。
11月初めに営業を終了される岩乃屋。
もうこれから岩乃屋に行けないなんて本当に悲しい。
岩乃屋のこともっと早く知ってたら、
多分月1(遠いので)は通ってたんじゃないかってくらい良すぎる。
そもそもサウナのカテゴリーに入れることもおこがましいというか、
施設のサウナとは別格です。
名残惜し過ぎて、今回は岩乃屋に1泊2日で満喫することにしました。
主人の友人が車を出してくれて岩乃屋へ。
岩乃屋、終わるって決まってから新聞とか雑誌でも取り上げられて、
一度は入っておこうという人達がたくさん押しかけていました。
私たちももちろんその中の一組。
着いた時にはすでにお客さんがいつもよりいて賑わっている。
私たちも早速着替えて最後の岩乃屋満喫開始。
いつものあついほうと奥がぬるいほう
最後ということでたくさんお客さんがいて、
ぬるいほうは大混雑してました。
熱いほうも結構人がたくさん。
ぬるいほうの中
ぬるいほうでうちわ扇いでいる所
こんな感じでタオルで顔を覆わないと鼻をやけどします。
岩乃屋のすごいところは、
ずっとゆるーーーくロウリュを浴びているような、
心地よい熱波が石風呂の中に充満していること。
熱波師が必死でタオルで扇がなくても、
石風呂の中はずっとゆるーーーくロウリュを浴び続けている状態なんです。
これがもうすごーーーく気持ちいいのです(*´Д`)ヒー
この日は前よりも温度が低めに感じたけど、
煙たくて目が明けてられなかった。
石風呂初体験の方もいっぱい押し寄せていて、
熱いからってぬるいほうの扉を開けっ放しで入る人もいたりして、
入り方を知らない人がやりたい放題(;´・ω・)
そんなことしたら温度下がっちゃうじゃん...!
とヒヤヒヤする場面も。
こんな感じなのでこの日は、
いつもの常連おばさんも自分のシマを荒らしに来た新参者にピリピリ。
これまでは海に飛び込むことはダメとお母さんにも言われてたけど、
実際は常連おばさんのおとがめもなしでいつも自由にしてましたし、
他のご常連の方でも海に入る方はちょくちょくいらっしゃいました。
でもこの日に限っては、
若い人を見つけるたびに常連おばさんが
「海にはいっちゃいけんよ!」と何回も言って回ってました。
常連おばさんにおこられても平気な人たち。節度を持って入りましょう。
すけきよスタイル
最初の日はそんなこんなで、
海には入らず、でも気持ちいい気候で難なくととのいました。
今回泊まるのは忠海の駅前にあるあかだま旅館
ものすごい昭和前半ごろの雰囲気ムンムンの
おじいちゃんの家に泊まりに来た気分になる旅館。
扉にカギがない引き戸なので、
正直セキュリティ面は心配だったけど大丈夫だった
ちょうど、日本シリーズで広島とロッテの一番大事な試合がある日で、
旅館のテレビでみんなで観戦。
旅館の女将さんも下の部屋で一生懸命応援している声が響いてきます。
結局ロッテが勝利。大谷君の逸材ぶりに心底感心した日でした。
さてさて2日目
午前中早い時間から、石風呂ーーー!!
今日は昨日の怒ってた常連おばさんもいなくて、とっても和やかでした。
海で常連さんが何かを獲ってたり、
いつもの雰囲気にちょこちょこ遠方からのお客さんが来ている感じでした。
私も最後だったので、石風呂で天然のロウリュを浴び
海で冷やすを何度も繰り返し、
もう「ととのった」という言葉すら
陳腐になってしまうようなこのうえない爽快感
やっぱりここの石風呂に勝るサウナなんてないと確信。
ほんとうに営業終了されるの悲しいというのをお父さんに何度も言って、
岩乃屋をあとにしました。
本当にお父さんお疲れ様でした。
いい体験をありがとうございました。
一生忘れられない。
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【ととのうサウナのチェックポイント】
サウナ特徴:天然石風呂
サウナ温度:80℃
サウナ湿度:かなり高め
水風呂温度:16℃
水風呂特徴:海
サウナ浴用休憩場所:あり
ロウリュ開催:常にロウリュ状態
無料アメニティ:なし
レストルーム有無:あり
料金:1200円
*温度は入った日の温度を
温度計があれば目視、
もしくは体感で記載しています。
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