【おんなサウナ放浪記139】船岡温泉・登録有形文化財でサウナ

2021年5月1日

どうも、あさとです!

今回は京都市北区にある船岡温泉へ行って参りました。

船岡温泉は船岡温泉は1923年(大正12年)に木造2階建ての料理旅館「船岡楼」の付属浴場として営業を開始、その後1933年(昭和8年)日本で初めて電気風呂を取り入れ、戦後間もない1947年(昭和22年)に本格的に銭湯として始めたそうです。

2003年(平成15年)に国の登録有形文化財として登録された、建物としても大正時代からの趣を守って営業されている歴史ある銭湯。

「のちほどサウナで」でも紹介されていたり、噂はかねがね聞いていたので次に京都に行ったら絶対に行くぞと決めていた銭湯だったのでワクワクしながら行ってきました。

【船岡温泉】施設の様子

船岡温泉着いたぞーーー!

見てください。

この唐破風屋根(からはふやね)に大きな石の門構え。

既に登録有形文化財の佇まいですよね。

もう、そうじゃなければおかしいでしょ!という雰囲気がしっかりと伝わってきます。

看板、表札、暖簾どれも力強い船岡温泉の文字が印象的です。

煙突が向こう側に見えているのでここは間違いなく銭湯です!

それくらい今まで見てきた京都の銭湯とも建物の雰囲気が随分違います。

旅館のお風呂だったということもあって、門構えは完全に旅館の雰囲気です。

駐輪場はぱっと見て見当たらなかったので、ないのかなあ。

自転車やバイクが門の前に停まっています。

この部分唐破風拝飾(からはふおがみかざり)という部分らしいのですが、

とても勢いのある水の流れと鳥が描かれています。

外観名称のリサーチにはこちらのHPを参考にさせていただきました。↓

株式会社飾工舎様 http://www.kazari-kousya.com/jiin_jinjya/jiin.html

入口傘立ての側の壁には細かく描かれたタイル。

バラ科のお花っぽい雰囲気でかわいい♪

着いてからあちらこちらに目を奪われてしまいなかなか歩みが進みませんw

下駄箱に靴を預けたら受付はフロント式。

女将さんが「おいでやす」と迎えてくれます。

最近は京都でも「おいでやす」と迎えてくれる所は少なくなっているのではないでしょうか。

久々に聞きました。

さて、お金を払って女湯へ。

女湯入口から女湯の脱衣所を繋ぐ部分には洗面台が設置された渡り廊下のような造り。

緑色のマジョリカタイルが敷き詰められています。

右手には池のある中庭。

この辺りで既に銭湯に来たことを忘れかけています。

出典:船岡温泉

脱衣所も天井に彫刻、細かく細工された欄間、七福神が描かれたタイルなどが施されています。

ロッカーは例に漏れず京都スタイル。

籠に荷物を入れて、籠ごとロッカーに収納するスタイル。

準備して浴場へ。

浴場は思いの外広い。

出典:船岡温泉

お風呂は、ジェットバス、電気風呂、薬湯、檜風呂、露天風呂、水風呂そしてサウナ。

男女日替わりで、この日は女湯が露天が檜風呂の日でした。

もう一方は岩風呂だそうです。

洗い場はレバー式のシャワーと低めの赤青のカラン。

洗髪洗体して早速サウナへ。

【船岡温泉】サウナ・水風呂・休憩

ととのうサウナのチェックポイント
サウナ特徴 ドライサウナ
サウナ温度 90℃
サウナ湿度 高い
水風呂温度 16℃
水風呂特徴 深さ70㎝〜80cm、水流あり
サウナ浴用休憩場所 なし
ロウリュ なし
無料アメニティ なし
レストルーム有無 なし
   

サウナ

サウナ室へは入口にあるサウナマットを持って入ります。

サウナ室、熱源は遠赤外線ストーブ。

座面2段。定員10〜12名入れるくらいの広さでしょうか。

入った瞬間からなかなかの湿度。

湿度のせいで温度も熱く感じますが90℃程度でしょうか。

やけに湿度アゲアゲだなあと思っていたら、ご常連の方が壁ロウリュウをし始めました。

定期的に水を撒いて高湿に保ってくれていた様子。

「あつうしといたったから」とドヤ顔で言われました。

京女は時に男性より男気ある姿を見せることがあります。

壁ロウリュしていいのか私は存じ上げませんが、心の中ではありがとうございますと思いながら会釈を申しておきました。

テレビあり。

水風呂

サウナ室の前に水風呂があるので動線はバッチリです。

汗流し用でしょうか、シャワーが脇にあるので使ってみました。

水風呂は70cm〜80cm程度あり深め。

ライオンさんの口から勢いよく水が循環していて、水流が起きています。

体感水温20℃程で京都の柔らかい地下水に漂えます。

休憩

休憩スペース専用の場所はありませんが、

露天風呂の縁で一休みしたり脱衣所に出たりして休憩しました。

 

【船岡温泉】利用してみた感想

外観から内装まで、見渡せばあれこれと目を奪われる光景が広がっていました。

サウナに入るつもりで来ているのに大正時代からの美しい日本工芸に心を奪われてしまい、なかなかサウナに入る頭に切り替わりませんでしたw

とは言え、肝心のサウナ室の熱さ湿度共にいい塩梅でしたし、水風呂の肌当たりの良さはやはり京都ならではで気持ちよかったです。

サウナに入りがてら日本の美しい芸術に触れる機会となり目の保養に。

浴場は男女入れ替え制とのことなので、次回は岩風呂のある日を狙って行ってみたいと思います!

ゲストハウスも経営されているようなのでゆっくりしたい人は宿泊も。

 

【船岡温泉】利用料金・営業時間・アクセスなど

利用料金

入浴料 450円

サウナ代なし!

YES!!!‼!!!

営業時間

15:00〜翌1:00

アクセス

京都駅からは市バス206系統

京阪三条駅からは市バス59系統

千本鞍馬口バス停下車、徒歩6分。

時刻表

車の混み具合によっては、京都駅、三条駅からバスで40分〜50分くらいかかる場合があります。

お気をつけておこしやす。

公式サイト

-サウナ, おんなサウナ放浪記, 関西, エリア, 西日本・沖縄
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