どうも、あさとです。
今回はブログ更新が遅くなったことで、その間に閉業されてしまったグリーンサウナ太古の湯。
2020年4月28日建物の老朽化により、湘南ひらつか太古の湯グリーンは49年間の歴史に幕を閉じられました。
テレビ東京ドラマ「サ道」でもロケ地として登場し、BS朝日「サウナを愛でたい」でも特集された、地元の方のみならず、全国のサウナファン・温浴施設ファンにも愛されてきた施設です。
この記事は2020年3月に訪問した際の記録になります。
では、いってみたいと思います。
Contents
【太古の湯グリーンサウナ】施設の様子
駅から横断歩道を渡って来ると、この橋を乗り越えて目の前にグリーンサウナが建っています。
やっと目の前にすることができた太古の湯グリーンサウナ。
SNSでもテレビでも見ていてもうずっと前から知っていたこの景色。
入口には、木材を贅沢にスライスした太古の湯の看板が掲げてあります。
自動ドアは2つに分かれていますが右手から入ると女性フロアに近くなっています。
さて、館内に入ったら下駄箱に靴をいれちゃいましょう。
フロントで下駄箱の鍵を預けて、ロッカーキーをいただきます。
1時間コースを申し出て先にお会計。
お会計を済ませると、ロッカーキーとバスタオルをいただけます。
長居滞在の場合は館内着ももらえます。
フロント前にはタナカカツキ先生のサインとサ道が展示されていました。
さて、女湯はエレベーターで3Fへ上がります。
エレベーターを降りると、ミセス向けのトップスがハンガーにかけて展示販売されていました。
以前、ユーランド鶴見を訪問した時も同じく、ミセス向けのブティックがフロント近くにあったりしたので、思ったより需要があるのかもしれませんね。
さて、ロッカールームへ。
ロッカールームはこんな感じでフローリング。
私は大きいロッカーを利用させていただきました。
ドレッサールームはこんな感じで。上半身タオルのはだけたご婦人が鏡に向かって髪を乾かしていました。
今回利用する時間がなかったのですが2Fにはリクライナースペース、レストラン、宴会スペース、カラオケなど充実しています。
レストランはご飯も美味しいとの評判がSNSでは流れていましたね。
さて、館内の様子は最低限の紹介ですが記録に残しておきたいと思います。
では、準備して浴場へ。
3Fのフロアマップから女湯浴場はこんな感じです。
ガッシングシャワーは露天風呂に移動していました。
また露天風呂にはテントサウナが設置されていました。
浴場内:つぼ湯、源泉ジャグジー、源泉かけ流し、水風呂、サウナ
露天:露天風呂、ハーブ風呂、ガッシングシャワー、テントサウナ(土日のみ)
という感じですね。
洗い場15か所程度、シャンプー&コンディショナー、ボディソープ完備。
洗体洗髪をして早速サウナ...と行きたい所ですがお風呂も入っておきましょう。
源泉ジャグジーは40℃設定の天然温泉。
そして35℃の源泉かけ流し。こちらはいつまでも入ってしまうぬる~い温泉。
実際ずっと入っておられる人がいらっしゃいました。
露天風呂は写真と雰囲気は違いましたが42℃程度あり気持ち良い!
ハーブ湯。この日は確かローズマリーだったと思います。(記憶曖昧)
こちらもジャグジーになっており、外国の人の大きな家でジャグジーに入っている気分を味わえます。
さて、お風呂を一通り見て、サウナへ。
【太古の湯グリーンサウナ】サウナ・水風呂・休憩
ととのうサウナのチェックポイント | |
サウナ特徴 | ドライサウナ |
サウナ温度 | 85℃ |
サウナ湿度 | 並~高 |
水風呂温度 | 18℃ |
水風呂特徴 | 深さ40㎝、水流少なめ |
サウナ浴用休憩場所 | 浴場内チェア、露天スペースにデッキチェア、ベンチなど |
ロウリュ |
あり11時半、12時半(土日祝日のみ)、13時半、15時半、17時半、18時半(土日祝日のみ)、19時半、21時半 |
無料アメニティ | SCB、スキンケアなど宿泊に必要なもの一通り揃っている |
レストルーム有無 | 有 |
利用料金 | 立ち寄りコース(1時間まで)1050円 |
営業時間 | 24時間(入店受付午前6時~深夜2時) |
公式サイト | http://www.green-sauna.com/ |
サウナ
ロウリュサウナは広々としたサウナ室。
木張りの壁、座面。定員20名程度。
写真左手の座面は足を投げ出せる位の深さがあって、写真手間と右手は座面が2段になっています。
大きなストーブは遠赤外線ストーブに石が敷き詰められていて、ロッキーサウナのような感じですね。
天井には大きな装置があったのですが、オートロウリュだそうです。
私がいた時間は稼働していなかったようですが、そもそも稼働していたのかな。
テレビあり。
照明は暖色系で落ち着く雰囲気。
...ですが、時間帯だったのか次々に常連さんが集まり始め、端と端同士で景気よく会話をされていました。
1時間の間にギリギリロウリュタイムがあったので参加できました。
大きなストーブにアロマ水をかけると広いサウナ室に熱が充満してきて久々の良い熱波を浴びることができました。
こでももう浴びれないのか...と思うと感慨深いですね。
水風呂
水風呂は恵みの水というネーミングで、ヘルシー温泉タテバの極楽風呂のようなイメージを浮かべます。
円形で深さ40㎝ほどで定員4名程度。
水は少し黄みがかった色をしていて水温18℃。
水風呂もいいのですが、太古の湯はガッシングシャワーもサウナ後の火照った身体に体験したい。
女性のガッシングシャワーは露天スペースにあり、バケツから垂れる紐を引っ張って水を頭からかぶるタイプの罰ゲーム的アトラクション。
初体験だったで紐を引っ張るスリルも楽しみました。
休憩
浴場内にガーデンチェア、露天スペースにはデッキチェアやベンチなどがそこここにあっていつでも休憩ができてありがたい。
デッキチェアに寝転んで陽が傾き始めた空を眺めて鼓動を感じると、
【太古の湯グリーンサウナ】利用してみた感想
実はグリーンサウナチャンスは今回だけでなく2年前にもありました。
青春18きっぷを使って途中下車しながら関東から大阪に帰ろうとしていた時、たまたま平塚駅で乗り換え時間がありました。
乗り換え時間は1時間程だったと思います。
駅周辺を散策していた所、太古の湯の看板を見つけてTwitterでよく見かける施設だと思いかなり気になっていました。
行くかちょっと悩んだのですが、大阪に到着する時間を考えると電車を先延ばしにすることは難しく、その時は残念ながら断念しました。
そしてこの日平塚に来る前、高円寺あたりでのんびりしすぎて滞在時間は短かったのも悔やまれます。
広々と薄暗いサウナ室は人との距離もそこそこ取れて落ち着く雰囲気でしたが、その佇まいに反してご常連の井戸端会議場としては今までで一二を争う自由さでもありました。
広さ故、声の大きさも比例しますし、二人が三人、三人が四人と会話は弾み賑やかそのもの。
ロウリュウサービスの時間になって、スタッフの方が入ってきましたが会話は関係なく続き、
「只今よりロウリュウを行います...担当は(お構いなしのご常連の会話にかき消される)...でござい......(途中で諦めて早口で挨拶終了)」
ご常連の会話という圧力に屈してスタッフが挨拶を諦める姿にあさとは若干ビビってしまいました。
挨拶なんで毎日聞いてるし興味なしというのは分からんでもないのですが、いやはや平塚婦女のパワーに完全に圧倒されました。
ロウリュ中は徐々に会話はなくなりましたが、熱いはずのサウナ室がなぜか寒く感じました。
時間帯が違えばまた違うサウナ室の雰囲気を味わえたのだろうと思います。
ガッシングシャワーはスリリングで楽しかったし、水風呂やお風呂も良くて露天での休憩も最高でした。
女性フロアは土日だけ露天にあるテントサウナに入れるというイベントがあったのですが、それも入りたかった。
1時間じゃ堪能とまでは行かずでしたし、太古の湯の良さを語るなんておこがまくてできませんが少しでも体験できて良かったと思っています。
BS朝日「サウナを愛でたい」の放送でもありましたが、この後は取り壊しされマンション建設が計画されているそうです。
完全に取り壊し。
もう跡形もなくなくなってしまうと思うと、心に、目に焼き付けておきたいここでの体験。
平塚は海が近い場所ならではの空の広さだった。
また太古の湯のことを思い出したら、ドラマサ道を見るのも良いのかな。
【太古の湯グリーンサウナ】利用料金・アクセス
利用料金
立ち寄りコース1050円(1時間)を利用しました。
1時間って女性にとってはあっという間なんですが、帰りは髪の毛も半乾きでギリギリまで楽しみました。
アクセス
マップだと平塚駅南口から徒歩7分となっていますが、西口から出ると3分位だったイメージです。