どうも、あさとです。
ここ数年サウナブームが更に広がりを見せておりますが、テレビでも「サウナでととのう」という言葉をよく耳にするようになりました。
あさとがサウナを好きになり始めた頃、ととのうというワードと合わせてサウナトリップもよく耳にしていました。
この記事では、
サウナでととのうとはどんな感じ?
サウナトリップってどんな状態??
どうすればととのったりトリップしたりするの?
この2つは何が違うの?
という疑問に対して、あさとがととのうを経験した中で分かったことを交えながらまとめておきたいと思います。
Contents
サウナで「ととのう」とは?
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まず最初にサウナ浴において「ととのう」とはどういう状態を指すのか。
あさとは以下のように言い表してみました。
「ととのう」とは
【サウナ⇒水風呂⇒休憩】を繰り返した後に起こる充足感
というのがしっくり来る表現だと思っています。
このサウナ⇒水風呂⇒休憩に入ることを繰り返すことや、お風呂→水風呂を入るのを繰り返すことを、
温冷交代浴または温冷交互浴(※1)
と言います。
温冷交代浴をすると、温冷の繰り返しによって緊張と弛緩を繰り返すことになり、血管がポンプのようになり血液の流れが促され身体が温まると言われています。
漸進的筋弛緩法のように体が緊張と弛緩を繰り返すことによって、脳の血流も良くなってリラックス効果を得られる方法と似た原理と考えてよさそうです。
そして、サウナ浴をして「ととのう」という言葉を言い始めたのは、湯守日記というブログをやっているプロサウナーの濡れ頭巾ちゃんです。
これは必ずテストに出るので覚えておきましょう。
サウナで「ととのう」とどんな感じがするの?
先ほど「ととのうというのは温冷交代浴による充足感である」と書きました。
では、具体的にどんな感覚を体で感じられるのかというのを挙げてみましょう。
ととのう時の体の感覚
- 脳や体全体がじーんとする感じ
- 体の力が抜けた感じ
- 体のコリが解れた感じ
- 体が軽くなった感じ
- 体の中から温かくなった感じ
以上のような感覚が複合的に起こります。
これらはサウナ浴の温冷交互浴で血流が良くなって起きている心地よい感覚です。
更に温冷交代浴を繰り返していると、体で感じる感覚が優位になり思考が減って頭の中が静かになります。
サウナの本ではありませんが、小池龍之介著「考えない練習」で書かれていることを思い出したのでそれを引用させていただくと、
「心はひたすら、より強い刺激を求めて暴走する。―」とあります。
サウナ浴で起こるからだや脳の感覚が正にこれに当てはまっているとあさとは思います。
サウナ浴をしている時に思考が静かになるのは、「熱い」「冷たい」や「体がじーんとする」という刺激が優位になるためと考えています。
あくまで個人の感覚ではありますが、思考が減って頭の中が静かになる状態は、禅やマインドフルネスをしている時のそれと似ている所があると思います。
サウナ浴で頭の中が静かになる瞬間は安らぎの中に居ます。
因みにあさとのととのった時の感覚にはイメージや光なんかは伴いません。
むしろ何も無くなって感覚だけになります。
「なーんだ何も無いのかよー」とまんが「サ道」に出て来るようなメルヘン曼荼羅の世界を観れると期待している人はいないとは思いますが、あれはあくまで演出であることを心の片隅に留めておいてください。
(※1)サウナスパ健康アドバイザーテキストより
【あさと伝授】サウナでととのう条件と方法とは?
サウナ通いを始めたばかりであれば、こう思っている人も少なくないのではと思います。
そこで、これまでととのうと思しき感覚をある程度体験したことがある経験者として、
サウナでととのうために必要だと思った
環境条件&アプローチの仕方
をまとめてお伝えしてみたいと思います。※あくまで個人の経験に基づくもので科学的に立証されていることではありませんのであしからず。
まず、ととのうためには環境が大切です。
どんな環境が望ましいか、ととのう環境条件を考えてみました。
環境条件
- 汚い、うるさい、不快などのストレス要因が少ない心地よい環境
- 力を抜いてリラックスできる環境
ストレスはなるべく少ない状態が望ましく、ストレスが無ければ力も抜けます。
そのためこの2つの条件がどちらも大切であると考えています。
そして、ととのうために必要なサウナ浴へのアプローチの仕方も大切です。
それは以下
アプローチの仕方
- 「ととのいたい」「ととのわないはずがない」という欲求・期待を捨てる
- サウナ浴→水風呂→外気浴を淡々と行う
私の友人が最近サウナにハマり始めて銭湯などにも行っているようなのですが、
「あさとに言われてサウナ始めたけど、ととのいたいけど全然ととのわない!これはととのう詐欺じゃないのか?(笑)」
と半分冗談で言われたので、
「その”ととのいたい”を捨てないと無理なんじゃないかなw」
と返事しておきました。
欲や期待を捨てるのは最初は難しいかもしれません。
サウナに入る時に「よーし今日はととのうぞ~!!」と気合を入れる必要はありません。
最初はととのうを意識し過ぎることを止めることから始めると良いと思います。
そしてサウナで熱さを感じ、水風呂で冷たさを感じ、休憩で体の力を抜いて休むを淡々と行えばととのうはやってきます。
環境条件とアプローチの仕方
でととのうが起こりやすくなると経験上分かりました。
ととのうはいつやって来るの?
あの人たちは倒れてるんじゃない、
ただ、ものすごい、ととのってるだけ。#サウナ #あるある#サ道 #タナカカツキ#コマは3巻より抜粋 pic.twitter.com/9jviXbmQsW— 『マンガ サ道』最新3巻発売中【公式】 (@mangasado) February 9, 2020
サウナ浴を繰り返してする中でととのった状態はいつやってくるのでしょうか。
サウナ室?水風呂?それとも休憩中?
タナカカツキ先生の「サ道」を読んでいると、休憩中に「ととのった~!」と言っているシーンが多く見受けられます。
しかしあさとの経験上ととのうは場所を選びません。
確かに休憩中にととのうが来ることは良くあると思いますが、
私はサウナから出て海に浸かりながら絶景を眺めている時に突然やってきたことがありますし、
銭湯でサウナ浴を終えて熱いお湯につかっている時にやって来たり、
身支度を終えてロビーでホッと一息ついた時にやって来たり、
サウナ後のレストランで温かいお茶を飲んだ時にやって来たり。
状況は様々です。
なので、ととのうはいつやって来るかは分かりません。
期待せずに程よく体の力を抜いて過ごしているとやって来るというのが経験上得た感覚です。
さて、次に最初に出てきたサウナトリップについて少しお話したいと思います。
サウナトリップとは?
サウナトリップとは、軽いトリップ状態のことです。
タナカカツキ御大のサウナトリップはインパクト抜群だが、こちらのととのい表現はリアルな表現がすごく共感できて良い。「水風呂は、のどの奥に冷気が溜まるまで」「熱いサウナは床からして熱い」「蒸されるほどに水風呂はご褒美」「休憩中は全身が心臓になったかのよう」
わかりみが深い pic.twitter.com/m58Hpz8FvU— 病葉 (わ く ら ば) (@wkwklover) May 6, 2018
あさとも何度かそれらしき世界をサウナ浴で経験しました。
サウナ浴を繰り返すと徐々に脳みそと体に緩みが生じて、
じんわぁぁぁあ~~~
としてきます。
脳みそと体が
じんわぁぁぁああ~~~~
の後に、
ほわほわほわ~~~
な感じです。(え?表現が雑過ぎる?)
体が弛緩しているせいで程よい高揚感があったり、笑いがこみ上げたりもします(*´Д`*)ヘラヘラ
水風呂や休憩中にひとりでヘラヘラしている人を見かけたら、(*´Д`*)ヘラヘラ
その人はサウナトリップ中でほぼ間違いないでしょう|д゚)トリップシテハルワ
ちなみにこの状態を私の主人は大涅槃(グレイトニルヴァーナ)と大それた名前を付けています。
グレイトニルヴァーナは言い得て妙だなと感心しました。
体の中からじんわぁぁ~~~を感じたらそれをただ感じてみてください。
サウナトリップって危険?サウナ浴のやり過ぎ注意!
え、トリップなんて危険じゃないの?
と真面目な女性は心配してしまうかもしれません。
しかし、あさとの経験上ではサウナトリップ自体は危険を感じるようなものではありません。
所謂サウナトリップは一時的に起きすぐに治まるのでトリップが長い間続くという経験もしたことはありません。
なので、ヘラヘラがどこまでも止まらない!助けてーーー!!(^Д^)プギャー
とはならないのでどうぞご安心を。
しかし、気を付けていただきたいのはゴリゴリに攻めたサウナ浴をし過ぎると、サウナオチ(落ちもしくは堕ち)いわゆる"サウナのバッドトリップ"する場合もあります(´Д`))))
水風呂に入って体を冷やしているとクラクラ、ふらふら、頭が重たくて少し気分が悪くなったりします。
サウナオチしそうになったり、してしまったら速やかに体をタオルやバスローブに包まって体を温め、サウナ浴は止めてゆっくり体を休めましょう。
そうなる前に無理をしないことが大切です。
サウナで「ととのう」と「サウナトリップ」に違いはある?
サウナで「ととのう」ということと「サウナトリップ」にどんな違いがあるか考えてみました。
あさと個人のニュアンスでしかありませんが、
「サウナトリップ」は短く一時的に起こってくるもの、
「ととのう」はサウナ浴の”心地よい”の着地点
という解釈をしています。
しかしあまりこの二つの言葉の定義にこだわっている人もいなさそうなので、
その時のグルーヴで使っても何ら問題ないと思われます_(:3 」∠)_
今回はここまでになります。
この記事を読んで、サウナ浴でととのう感覚が分かってもらえたら幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
追記:あさとの初めてのサウナトリップの体験を別の記事に書いているのでよかったらこちらもどうぞ↓↓