【記事を読む前に】この記事はパニック障害とうつ病を発症後、精神科医の指導や投薬等の現代医学に頼らず医学以外の方法でパニック障害とうつ病を完治したあさと自身の経験に基づいて書いています。他の方がここで書かれている通りの方法でパニック障害とうつ病が改善・完治するかは確認していないため保証はできません。
しかし、ここで書かれているあさとの経験談、試したことや心の変化は全て事実です。病気の話はエビデンスなしでは信用できないというのが常識であはりますが、あくまで一個人の経験談として読んでいただけると幸いです。
どうも、あさとです。
パニック障害を患う人の性格には共通点があるのでは?
と薄っすら気づいている人はいるかもしれません。
確かにこんな性格だとパニック障害になりやすいかも…と一概には言えませんが傾向はあると思います。
では、どういう性格の人がパニック障害になりやすいのかしら?
実際にパニック障害を経験・完治したあさとの性格やパニック障害を患った経験がある身近な人の性格を元にその傾向をまとめてみました。
こんな人がパニック障害になりやすい
- 真面目な人
- 責任感が強い人
- 怖がり・臆病な人
- 完璧主義な人
- こだわりが強い人
- 忙しくて自分の時間がない人
- 強がりを言う人
- 意地っ張りで頑固な人。
大まかにではありますが上記のような性格の人はパニック障害になりやすい傾向があると言えます。
では、ひとつづつの性格がなぜパニック障害になりやすい傾向があるのかについて解説してみたいと思います。
Contents
真面目な人ほどパニック障害になりやすい?
真面目な人はパニック障害になりやすい傾向があります。
真面目な人は向上心がありますので、どんなことでも取り組み始めると、
「もっと頑張らなければ…!」
「うおー!もっともっと頑張らなければ…!」
「どりゃぁああーー!まだまだ自分はだめだ!!もっともっともっと頑張らなければ…!」
と、どんどん自分自身を追い込んでしまいます。
真面目に頑張ることは何かを達成するためにとても大切ですが、心身が壊れるまで頑張り続けるといつか心の病気になってしまいます。
どれくらい頑張れるかは人によって個人差があります。
他人と自分の頑張りを比較する必要はありません。
たとえどれだけ社会で「もっと頑張れよ」と煽られても、孤独に頑張る必要はありません。
一生懸命取り組む姿勢があれば真面目さは十分です。
真面目一直線の信念も程ほどに。
責任感が強い人ほどパニック障害になりやすい?
責任感が強い人ほどパニック障害になりやすい傾向があります。
責任感が強い人は自分を責めがちです。
「アルバイトの子がミスをしてしまったのは、自分がしっかり管理できていないからだ。」
「自分の努力が足りなかったから目標金額に達成できず会社に迷惑をかけてしまった。」
などと考えます。
これが重なると、全部自分のせいだ、全部自分が悪いんだと大きな責任を背負うようになります。
責任感が強いことは自立心の現れであり大変良いことです。
しかし、「これで上出来!よく頑張った。」と本当は思いたいのに、自己満足をないがしろにしてまで責任を抱え込むといつか心が病んでしまいます。
「自分はダメだ」という思い込みから、「自分はこれでいいんだ」と今のそのままの自分を認めてあげることは大切です。
また、その責任は自分一人で負う必要があることなのかどうか?一歩引いて考えてみましょう。
誰かのアドバイスや手助けを得る自由はあります。
怖がりや臆病な人はパニック障害になりやすい?
怖がりや臆病な人はパニック障害になりやすい傾向にあります。
- 小さい頃から引っ込み思案で人と会っても恥ずかしくて自分から挨拶できなかった。
- よく迷子になってお母さんとはぐれて泣き叫んでいた。
- 小さい頃から暗い場所や影を怖がっていた。
- 恐怖で飛び上がるほど苦手な虫や動物がいる。
- 今でもちょっとしたことでびっくりして心臓が飛び出しそうになる。
こんな人は、無駄に恐怖心を抱えてしまっている可能性があります。
他人に嫌われてはいけないと過剰に反応したり、お母さんが居ないと生きていけないという小さい頃の刷り込みが未だに抜けずに居る人は案外多いかもしれません。
虫や動物も人間の奇妙さにびっくりしてたりします。(笑
お互い様だと思えば、よく見ると案外かわいい生き物だったりするかもしれません。
些細なことや小さな苦手なものから、少しづつ克服していくのをおすすめします。
完璧主義な人ほどパニック障害になりやすい?
完璧主義な人ほどパニック障害になりやすい傾向にあります。
「結果だけでなく、過程もきっちりした流れで完璧にやり遂げなくてはいけない。」
「99%でもいいなんてあり得ない。常に100%を目指さなくてはいけない。」
現実世界は完璧にできないことだらけなので、完璧主義を貫いていると現実との間に軋轢を生みストレスを抱えやすくなります。
完璧主義もほどほどにしたほうがストレスを溜めにくく案外物事もスムーズに運びます。
こだわりが強い人ほどパニック障害になりやすい?
こだわりが強い人ほどパニック障害になりやすい傾向にあります。
「自身の見た目にこだわり過ぎて、醜形恐怖症になってしまった。」
「朝食には必ずここで買った〇〇食パンと○○の珈琲じゃないと無理。」
「男性は常に紳士であるべき、女性は常に淑女であるべき。」
こだわりはその人の個性になりますが、自分の行動を縛り付けてしまうような強固なこだわりがあると臨機応変に振る舞えずストレスを抱える原因になります。
ストレスにならない程度のこだわりやルールの中で生きたほうが心身も健全でいられます。
忙しくて自分の時間が無い人はパニック障害になりやすい?
忙しくて自分の時間がない人はパニック障害になりやすい傾向にあります。
- 本当は休みたいのにゆっくりと過ごせる時間がない日々を長く続けている。
- 本当は働く時間を減らしたいけど、貧乏なので休んでいる暇がない。
- 子供の世話と仕事で遊びに行ったりしたいけどゆっくりできる時間が全くない。
これは、休みたいという欲求を完全ないがしろにしている状態です。
家族のため、他人のために自分が無理ばっかりしているとそのしわ寄せは心身に来ます。
たまには無理してでも自分の時間をしっかり持てるように周りに協力をしてもらったり、自身で工夫して時間を作ってみる勇気を持つのも大切です。
意外とこんな人もパニック障害になりやすい!
その他、意外にもこんな人もパニック障害になりやすいという性格も挙げてみたいと思います。
強がりを言う人
「大丈夫!心配ないさ~ぁああ!」
と表向きは笑顔で言っていながら、実際は強がっているだけで大丈夫かどうか不安に思っている。
心とは裏腹にこんな感じで強がりを言う人は本当の自分の不安を隠してしまうタイプです。
カッコつけたいがために背伸びするのはたまにはいいかもしれませんが、それが毎度となると自分の弱さをないがしろにしてしまうことになります。
自分の弱さを認められる人こそ強い人。
強がりはほどほどにしておいたほうが心身の健康のためにもおすすめです。
意地っ張りで頑固な人
些細なことでも意地を張り過ぎて後に引けない頑固な性格の人は、後悔が多くなりがち。
いつも後悔してストレスを溜めるのを繰り返してしまいます。
つまらない後悔するくらいなら、最初から意地を張らなければいいだけなんです。
カッコつけたい、男らしく見せたいばっかりに、意地を張ったり頑固に振る舞うのは自分も周りもしんどいです。
正直申し上げて誰も得しないような気もします。
もしどうしてもカッコよく、男らしくいたいなら、自然でいることでカッコよい、男らしいを目指すのが心身に負担がなくて楽な生き方になると思います。
パニック障害になりやすい≠弱い人
ところでこれまで、パニック障害になりやすい人ってどんな性格の人をイメージしていたでしょうか。
・気弱な人
・意志薄弱な人
・我慢強くない人・忍耐がない人
などを思い浮かべた人もいるかもしれません。
しかし、実際パニック障害になりやすい人は全く真逆の性格を持っているということがわかります。
・一生懸命真面目に頑張って働いている人
・完璧主義でこだわりが強い人
・負けん気が強く意地っ張りで頑固な人
むしろこんな人のほうが、パニック障害になりやすいということが自身の経験からも言えると感じています。
強気は弱さの表れであることが往々にしてあります。
勿論、中には本当に強い性格の人もいるかもしれません。
しかし、
精神疾患になる人=気弱な人
と決めつけないように周りの人にも理解してもらいたい部分です。
今回の記事は以上になります。
ありがとうございました。
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ここで挙げた以外にもこんな性格だからパニック障害になったと思い当たることがあればコメントで教えていただけますと幸いです。