*これはTumblrのアカウントをクローズしたので思い出のために残しておこうとブログに移植した2015年タイ旅行記です。
タイ旅行① クラビへ
2015/11/25
旅が始まりました。
関西国際空港から25日の0時台のタイ航空でバンコクスワンナプーム国際空港を経由してクラビへ。
タイ航空の場合、バンコク以外の都市へはバンコクを経由しないといけない。
パートナーはテンションが爆あがりだそうで落ち着かない様子。
チェックインを済ませ、デューティーフリーショップを冷やかして搭乗。
機内食は離陸後に軽い夜食と朝食を用意しておりますとのこと。
今回は航空券予約の際に機内食を選べるのでアレルギーがあるわけでもなんでもないんですが、単純に機内食のパンがパサパサしてて好きじゃないのでグルテンフリーの機内食にしてみた。
離陸してからの夜食はグルテンフリーの何かしら好奇心を持って待つ。
ほかの人がおにぎりとサンドイッチのセットを食べている中、私はバナナ1本が配られた。
「バナナ1本かいっ」とタイ人の客室乗務員に突っ込んだところで到底意味もわかるまいと黙って受け取ります。
久々食べたわ、バナナ。
ジェット音があまり得意でないのと座ったままで寝るということが得意でなく、
(睡眠は枕と掛け布団と寝転ぶ体勢により誘導されるものと体が覚えております故)
毎度のことではありますが機内では全く眠れないか、浅い眠りが殆ど。
眠たいのに眠れないのは結構疲れますえ。
言うてる間に、機内の電気が点けられ朝食の時間やでーっと客室乗務員が熱いお手拭きを配り始める。
グルテンフリーの朝食。
鶏の胸肉と野菜のオーブン焼き、フルーツ、サラダせんべい、オレンジジュース
塩コショウしてもそんなに進まないが、通常の朝食よりはましかな…タイ航空の朝食はいつもあまりおいしくないのでほどほどしか食べられない。
でも、サラダせんべいは軽くて朝食によかったな。
バンコク、スワンナプーム国際空港到着。
3時間のトランジット。
することがなくてスーパードライに手を伸ばしてしまった。 隣の日本人のおっさんもスーパードライ飲んでたな。
クラビ行きの飛行機に搭乗。
1時間20分のフライト。クラビの町が見えてきた。
クラビ空港に到着。
クラビ空港めちゃちっちゃくてこじんまりしてる。
空港は中国人とファラン(タイでは白人種全てを意味するざっくりした単語)ばかりで日本人は見かけなかった。
そう言えば今日宿泊予定のゲストハウスに送迎を予約したようなしてないような。
タクシーでも乗るかと出口へ向かっていたら、あさとの名前ボードを持ってウロウロしているタイ人のお兄さん発見。
予約していたらしい。
バンに乗り込み、今日から2日間お世話になるクラビタウンのバントゲストハウスへ。
バントゲストハウス、アゴダで割と評価が良かったので予約。
受付のおばちゃんが掃除以外はほぼ一人できりもりしている感じのゲストハウス。
おばちゃんもフレンドリーでやりやすい雰囲気。
なんか家族も一緒にここに住んでいる様子で1階の共有スペースで家族でわいわいとご飯食べてたりする。
完全にこのおばちゃんの家間借りして泊まっている感じ。
1泊1部屋2000円位だったかな。
部屋も広くて悪くなかった。
冷蔵庫がなかったのが困ったけど、シャワーも熱くて快適でした。
猫が何匹いてみんなとても人なれしていていい。
さっそくクラビタウンの町へ出かけてパートナーの水着を買いがてらご飯も。
クラビタウンの町並みはチェンマイよりもさらに田舎な雰囲気。
大き目の道路が2.3本ある位で、あとは川が横にあるみたいなシンプルさ。
水着を探して歩くうちにおなかが減ったのでご飯屋さんを探していると、小さな市場に人が群がるカオゲーン屋さん(おかず屋台)を発見。
これはやばい。
どれも美味しそう。
おばちゃんに、1皿でいっぱい盛ってもらって80Bを二人でシェアすることに。
左奥から
ムートード(豚バラの揚げたん)
名前わからない葉っぱのココナッツミルクのゲーン
ゲーンゴップ(カエルのゲーン)
ゲーンガイパッキン(すいません、勝手に名前作ってもたけど、鶏としょうがやスパイスがたっぷり入った炒め煮)
やばい、全部おいしい。
ゲーンゴップめちゃくちゃ辛いけど美味しい。
それ以外のおかずもハーブの味と塩気のバランスもさすが暑い地域って感じで刺激的。
南部のカレーは辛いと有名だけど、さっそく庶民の台所の味を知って感銘を受ける。
これを景気づけに、事前にチェックしていたレストランへはしごすることに。
ノンジョークというレストラン。
YouTubeで紹介されていたお店。
ソンテオでクラビタウンから川沿い南下してしばらく行くと静かな所にポツンとあります。
南部料理の代表的なものをチョイス。
ゲーンタイプラー(魚の内臓の塩辛のゲーン)とクンパッサトー(エビとサトー豆の炒め物)
ゲーンタイプラー、魚の発酵臭が程よく辛味も今まで食べたものに比べるとお上品な仕上がり。
といっても臭いし辛い。
クンパッサトーはタマリンドソースで甘酸っぱい味付け。
そしてこちらは魚のターメリック和え、クワクリンプラー
クアクリンは相当辛い料理と聞いていたが、これも思ったほど辛くなくバイマックルーの香りが効いてておいしい。
どれも、レストランだけあってきっちりした味付けで安定感ある。
いいお店でした。
さて、お店を出て水着を買うためにテスコロータスへ行こうと移動手段を探します。
ですがこの道全然ソンテオとかトゥクトゥクが通らない。
どうしたものかと道行く乗用車をただただ眺めていたところ、
向かいで飲み物屋の屋台をやっているおばちゃんが「あの子ら足ないんちゃうか」と近所の人に声をかけてくれた。
「どこへ行きたいんや」とタイ語で聞いて来たので、テスコロータスと答えたら、サイドカー付きのバイクタクシーで行ってやるよとのこと。
助かった。
結構遠い道のりを100B/人で行ってくれた。
最初ちょっと高いかもと思ったけど街の近くのテスコロータスまで思いのほか遠かったので、この距離やったら納得。
水着も思ったものが手に入りクラビタウンへソンテオで戻る。
ゲストハウス近くの寺で降ろしてもらい、疲れたなあってな話の流れで、通りすがりにあったさびれた様子のマッサージ屋さんへ行くことに。
このマッサージ屋さんがちょっと変わったお店だった。
Dr.ペインっておっちゃんのお店で施術の免許みたいなんがいっぱい貼ってあるしなかなか技を持ったお方らしい。
主人がこのDr.ペインと思しきおっちゃんに全身マッサージをおすすめされてやってもらうことに。
おっちゃんほんまに凄かったらしい。
手のひらで背骨をバキバキ鳴らされたり、紐で首を吊って引っ張られたりと謎の施術方法。
完全にタイマッサージではない様子。
しかし後はスッキリして大変軽くなったとのこと。
私の担当はおばちゃんだったが、この人もかなりの怪力で物凄い気持ちいい。
移動疲れが吹っ飛んだ。サバーイ。
凄く良かったのでチップを50Bづつあげたらえらい喜んで、スイカ持っかえりなさい!
ってお皿の中のたくさんのスイカを全部袋に詰めて持たせてくれた。
そんな食べられへん!でもありがとう。
Dr.ペインのマッサージ屋さんは本当によかったなあと二人とも一致。
ゲストハウスに戻り少し休んで夜ごはんを探しにナイトマーケットへ繰り出すことに。
この日はロイクラトンで物凄い人。
灯篭流しをしている人たくさんわらわら。
ナイトマーケット入ってすぐにあるカノムヂーン、カオモックガイのお店美味しくなかったな。
後に寄ったナイトマーケット近所に出てたこのカノムヂーン屋台は美味しかった。
これはカノムヂーンキョウワーンとナッツの入ったゲーン(名前失念)
初日からクラビの親切な人達のおかげでとてもいい一日でスタートを切った。