どうも、あさとです。
こちらの記事の内容はサウナ浴しても大丈夫な健康体の人向けの内容です。
「自分が健康なのか分からない。」
「サウナ浴してもいい体なのか分からない。」
そんな方はまずこちらの記事から読んでみてください。
健康診断の結果も常に健康体!
体は昔から至って丈夫で病気もなし!
という方は水風呂チャレンジのために読み進めてみてください。
また、水風呂について詳しく知りたい方は以下の記事もどうぞ。
Contents
サウナ浴で水風呂がどれほど重要か?
今や日本人のサウナ好きにとってサウナと水風呂は切っても切れない関係です。
サウナにとってどれくらい水風呂が重要かと言うと、カレーライスのカレーとライスくらい重要な間柄です。
サウナだけ入って水風呂に入らず帰って行く人がたまにいますが、これはカレーライスを注文して、ライスだけ食べて帰っているようなものです。
そんなもったいないことがあっていいのでしょうか。
今この文章を読んでいる人はサウナに興味を持ち始めて、タナカカツキ先生の「サ道」を読み、水風呂に全身浸かってみたいけど冷たそうだし怖い。
一体どうしたらいいの?
と困っていてこの記事を見つけたのではないでしょうか。
でも安心してください。
まだ水風呂に入ったことがない人も、この記事を読めば平然と水風呂に入れるようになるはずです。
いつもサウナ室から出てきたご常連が平然と水風呂に入っている姿を見て、「すげー」と憧れすら抱いたその背中。
それを次はあなたが初心者サウナ女子たちにその背中を見せていることでしょう。
水風呂に入れるようになるにはコツが要るの?
水風呂に平然と入れるようになるには1つだけコツが必要です。
それは、
水風呂に対する恐怖を払拭する。
これだけです。
ではまず最初にそもそもなぜ水風呂が怖いのかを考えてみましょう。
なぜ水風呂は怖いの?
なぜ水風呂が怖いのかと聞かれた時、
「水が冷たすぎたら心臓麻痺で死んじゃうかもしれないから。」
と答える人が多いと思います。
「心臓=命にかかわる」ので怖いと思う気持ちが増幅してしまいます。
水風呂冷たい=心臓麻痺=ポックリ逝く
という連想ゲームを脳が勝手にしてしまうので水風呂が怖いんです。
水風呂が怖くなくなる考え方
水風呂が怖いという思い込みをなくす考え方を挙げてみます。
まず最初に、
水風呂冷たい=心臓麻痺=ポックリ逝く
は、健康な私にとっては単なる思い込みかもしれない...!
こんな感じで自分の考えを疑ってみましょう。
あさともサウナ浴するまでは、
水風呂冷たい=心臓がビックリする=ポックリ逝く
を同じように想像して恐怖を感じていました。
しかし当時サウナの先生から、
サウナの先生「心臓が弱いとかじゃない限り大丈夫ですよ。」
と、水風呂にガンガン入っている人が私よりも随分体が細くて弱そうだったんです。
そんな先生から(失礼...!)アドバイスをもらえたことで、あさとは水風呂に入る勇気を与えられました。
また昔学生だった頃のことを思い出してみてください。
小中学校はプールの授業があった方がほとんどだと思います。
学校のプールの水温は20℃以上という決まりがあるそうです。
これはちょうど水風呂と同じ位の水温です。
最初はプールも冷たくてキャーキャー言いながら入って、泳いでいるうちに水温にも慣れていたと思います。
なので水風呂も学校の水泳実習と同じ位の冷たさだと思えば、あれに入れていたんだから大丈夫!
と恐怖を払拭するきっかけになりそうです。
【水風呂が怖くなくなる考え方】
-
「水風呂で死んじゃう」という思い込みから冷静になって離れてみる。
-
小中学校のプールに入れてたんだから水風呂も大丈夫。
なぜ水風呂はあんなに冷たいの?
サウナ初心者の方々は水風呂の水温20℃でも、最初は冷たいと感じるかもしれません。
平然と水風呂に入れている人が目の前にいるのに、「なぜ私だけ冷たくて入れないのかしら...」と疑問に思いませんか?
そこにも2つの理由が考えられますので挙げてみます。
【理由その1】体が十分に温まっていないから
水風呂が思いの他冷たいのは、サウナで体が十分に温まっていないことが考えられます。
「え?でもサウナで体が熱くなったから出たのに?」
と思われるかもしれません。
その場合、顔だけ熱くなっている可能性があります。
サウナ室で座っていると体の一番上である頭から熱を受けるため、顔から熱くなりがちです。
顔が熱くなりすぎて我慢できず出てしまうと、実際は体がまだ温まっていないんですね。
そんな場合は、頭全体を濡れタオルで覆ってしまいましょう。
しっかり覆いたい場合、フェイスタオルを2枚使います。
頭に1枚、顔に1枚覆いサウナの熱から頭全体を保護します。
サウナのおしゃれアイテムでもあるサウナハットは頭を保護する目的で作られたものです。
もしサウナハットがあれば被って、なくても頭全体を濡れタオルで覆ってしまえば、これまで5分で出てしまっていたサウナ室に8分~それ以上居ることができるようになります。
【理由その2】そもそも1セット目は冷たく感じるもの
そもそもサウナ浴1セット目の水風呂は冷たいのは当然なんです。
というのも、1セット目は体がサウナ室の熱さに慣れていないからです。
体が熱いと感じても、皮膚表面が少し温まっただけです。
この状態でいざ水風呂に入ると思いのほか冷たく感じるものです。
サウナ浴は2セット、3セットとサウナ浴を繰り返すことで血行が良くなり体の内側から温まってきます。
すると、3セット目以降なんて、あんなに冷たかった水風呂が、むしろぬるい。
水温20℃ってお湯じゃん!
と気づいてしまう人もいるかもしれません。
これが水風呂マジック!
ということで、1セット目の水風呂は冷たいものだと心づもりしておけば水風呂は怖くなくなります。
水風呂に慣れる3つの方法
水風呂に慣れるための方法を3つここで挙げてみたいと思います。
1.足だけ水風呂に浸かり体には掛水する
まだ水風呂に全身入るのが怖いと思うなら、まずは足だけ水風呂に浸かって体のほてりを取りましょう。
足湯のようなスタイルで。
体は水風呂の水をたらいでちょこちょこ掛水する。
これだけでもまあまあ冷えます。
そのうちこの方法に慣れれば、
⇒ひざまで⇒太ももまで⇒腰まで⇒胸まで⇒肩まで
と徐々に慣らして行けば心臓にも負担が少ないと思います。
2.深呼吸してから入る
サウナで体が温まって心拍数が上がっている状態。
ゆっくり深呼吸をし、心拍数を少しさげてから水風呂に足をつければ心臓への負担も少なく済みます。
3.体の力を抜く
深呼吸の延長上ですが、今度は水風呂に入った時に力を抜くことを意識しましょう。
冷たいと思うと体が緊張して力が入りますので、それを緩めるのです。
案外体に力が入っていることを意識するのは難しいので詳しく説明します。
水風呂に入ると冷たさが一気に脳に伝わり体がこわばります。
まずはこの体のこわばりを自覚してください。
「体に力が入っている」
と思うか、声に出してみてもいいかもしれません。
そして力の入っている部分を意識して力を抜き体を緩めてみます。
そうすると冷たい水風呂に入っている自分を客観的に見る余裕が生まれます。
「あれ?あんなに怖がってたけど入れてる!」
とか、
「冷たいけど大丈夫かも…!」
と「怖い」「冷たい」
以外の状態に気づく余裕が生まれます。
体のこわばりを意識しやすいのは肩や手足などです。
肩に力が入っていることに気づいたら呼吸とともに力を抜いてみましょう。
手のひら、手首、腕など部分や関節を意識して呼吸とともに力を抜いてみましょう。
ヨガ・瞑想の視点で水風呂に入っている自分の体を眺める練習ですね。
しかし、決して無理する必要はありません。
最初は「怖いものは怖い」ですし「冷たいものは冷たい」です。
怖い、冷たいと思って問題ありません。
少しづつ無理せずチャレンジしていれば、そのうち水風呂がとっても心地よいことに気づきます。
なぜそこまでして水風呂に入らなければいけないの?
なぜ恐怖を払拭してまでして水風呂に入らなければいけないのか。
サウナ浴の醍醐味はリラックスです。
このリラックスを得るためには、緊張と弛緩を繰り返す必要があります。
サウナで体をよく温め(弛緩)、水風呂で良く冷やす(緊張)ことでリラックス(心の弛緩)がやってきます。
しっかり弛緩してしっかり緊張すればその分リラックスも大きいという訳です。
水風呂はしっかり緊張させるためにとても大切ということですね。
水風呂以外の冷却方法はないの?
どうしても水風呂は無理...と半ばあきらめている人に最終手段です。
少し視野を広げるとサウナは冷却とワンセットです。
なので冷却は水風呂ではなく外気浴でもいいわけです。
サウナから出てきたら涼しい場所に移動してゆっくり涼む。
これでもととのいます。
名古屋にあるSaunaLabサウナラボさんには水風呂がありません。
替わりに-25℃のアイスサウナという冷凍庫でクールダウンするスタイルです。
アイスサウナに入れば極寒の地フィンランドの外気浴気分を味わえるというもの。
しかし、サウナラボさんのようにアイスサウナがある施設はなかなか見かけません。
気温が下がる秋から冬であれば露天での外気浴のほうが心地よくガッツリととのうこともあります。
夏場は露天も気温が高いため風が吹いていないと外気浴でととのうのはちょっと難しいかもしれません。(地域により)
また銭湯やサウナ施設に必ず外気浴スペースがあるわけではないのも事実です。
結局のところ日本でサウナ浴するならば、水風呂に慣れたほうがサウナ浴の楽しさが倍増すること間違いなしです。
サウナ浴が楽しくなると自然と水風呂の重要度が増してきます。
この記事で紹介した方法や、自分で体が心地よいなという方法を工夫してみてください。
水風呂に平然と入れるようになってサウナ浴を楽しんでみてください♪