【おんなサウナ放浪記68】延命湯・建築家が設計したモダンな銭湯

2018年8月20日

 

   

どうも!あさとです。

今回は大阪市福島区にある延命湯に伺いました。

延命湯は建築士:竹原義ニ氏が設計した銭湯だそうです。

確かに見た感じ、私が普段慣れ親しんでいる銭湯の雰囲気とは違って、

モダンなタイルとコンクリート打ちっぱなしの外観。

サウナと水風呂は果たして如何にということで行って参りました。

アクセス

JR大阪環状線福島駅下車。

なにわ筋を南へ徒歩2分程。

阪神ホテルの向かい側辺りの路地を入ると「ゆ」の文字が見えています。

施設の様子

外観は先ほど説明した感じですが、

暖簾をくぐると木のカギの下駄箱。

今日は37がいい位置にあったのでこちらに。

男女ここで分かれて入るスタイルです。

番台でお金を渡します。サウナ代は無料。

さて、女湯に入るのは暖簾じゃなくてレールカーテン。

レールカーテン1枚なので脱衣所が見えないよう、

入った時しっかりカーテンを閉めましょう。

さてさて、早速脱衣所の形からモダンテイストがにじんでいます。

ロッカーは弧を描くように壁に設置されています。

ロッカー自体は普通のロッカーです。

壁掛けの時計は銭湯の雰囲気に合わせて作られたものなのでしょうか。

縁が陶器でできていてマッチしています。

脱衣所の入口側奥に仕切られた部屋があって、

お手洗い、ドライヤーなどが設備されています。

あさとは49番のロッカーを使いましたが、

丸みを帯びた部分の端だったので、

他のロッカーよりも少し奥行がありました。

さて、準備して浴場へ。

今回も公式写真があるかネットで探しましたがなかったので、

浴場の写真はありませんが、

あさとの稚拙な文章でお許しください。

浴場は、黄色、青、赤などの種類のタイルが壁にデザインされていてかわいいです。

浴場は曲線が多用されていて浴槽も丸みのある形で囲われています。

天井を見上げるとモダンアートのギャラリーにいるような気分になる、

えんじ色の壁でできたシャレオツな高い天井。

広くないスペースを広々と見せる技が垣間見られ、

流石、建築家の仕事だなあと思いました。

全体的に温かみがあってとっても落ち着きます。

時間帯の問題だったのか、

お客さんも少なめでゆったり寛げる雰囲気。

洗い場で全身洗濯。

お風呂は42℃~43℃位じゃないでしょうか。

良い湯加減で気持ちいいです。

サウナへ向かいます。

サウナと水風呂と休憩

サウナはスチームサウナのみ。

石造りのベンチ1段。

定員5名程。

非常に小さなサウナ室です。

5分置き位に「ゴーーッ」っと音を立ててスチームが発生しています。

温度計を取り出し室温を測ってみたところ50℃弱。

この時気づいたんですが、

使い始めて1年も経っていないこの温度計、デジタル表示が定まらず壊れかけ。

実は、これまで何度かデジタル部分が水に濡れてしまったことがあり、

多分その影響で壊れ始めたようです。

新しいの買わないと。

もともと冷え性なので、

室温50℃ほどのスチームサウナだとあさとの体はなかなか温まらない。

10分ちょっと入ったでしょうか。

あまり温まった感じもなく、水風呂に向かいます。

水風呂は露天にあります。

小さな浴槽。

定員2名程。

深さ40cm~50cm程。

水流少なめ。

掛水した時点で、

「お!」

という感じがありました。

入ってみると、

「つ、冷たい!」

壊れかけのRADIO(温度計)で測ってみます。

水温15℃~16℃を推移。

水流もそんなにないのに体感は13℃~14℃位で思いのほか冷たく感じます。

しばらく入っていると、体がピリピリしてくる。

これは、体の表面が充分に温まっていないので、

普段のサウナ浴時よりも水風呂が冷たく感じるだけのようです。

 

サウナの温度が低過ぎて、水風呂の温度が低いと、

体が温まらない状態で、水風呂で体を冷却することになるので、

平常時の体温から更に温度を奪ってしまいます。

→体が冷えるだけでホメオスタシスが働かない。

→皆さんの大好きな「ほわほわ~」がやって来難い。

一方、

サウナの温度が高いのに、水風呂の温度も高いと、

体の冷却に時間がかかり、脳の血流は穏やか。(健康面には安全で良さそう)

→皆さんの大好きな「ほわほわ~」がやって来難い。

 

あくまであさとの感覚値ですがこんなふうに思っています。

なので、サウナ室と水風呂のバランスってかなり大切なんですね。

 

さて、延命湯のサウナ浴の話に戻ります。

水風呂後の休憩はベンチなどありませんが、

こじんまりした露天でぼんやり立ち尽くす。

露天風呂の温かいほうに足だけ使って足湯。

そんな感じで過ごしました。

結局、スチームサウナよりもお風呂のほうが効率よく温まることが分かったので、

お風呂と水風呂の反復浴をして終了。

 

主人に男湯の様子を聞きましたが、

男性はドライサウナかと思いきや、

男性側もスチームサウナ。

水風呂も同じ位だった様子です。

そのまま阪神サウナに行くかという話も出ましたが、

夜も遅かったので諦めました。

料金

営業時間はこちら

入浴料400円!

サウナ無料!

とっても良心的な値段です。

タオル類の貸し出しやシャンプー類の販売はお伺いしなかったのですが、

別の方の情報では持参したほうが良いとのことでした。

大阪は通常銭湯は440円のところが多いのですが、延命湯さんは400円で頑張っていらっしゃいます。

帰りに番台におられた男性の方に水風呂温度をお伺いしたところ、

「水温15℃~16℃位です。」

とのことでした。

福島は北側がビジネス街なので、駅周辺は小さな飲食店がたくさん並んでいます。

暗すぎて見えんwこの路地には焼肉屋さんやもんじゃやさんがあります。

延命湯の路地もいくつか小さなバーや居酒屋さんみたいなお店がありました。

その辺のお店でサウナ上がりを楽しむもありですね。

この日私たちは延命湯から徒歩10分程度の場所にある、

CRAFT BEER BASE(←食べログに飛びます)というクラフトビールのお店に行く予定にしていたので、

そちらに行って美味しいビールをいただいて帰りました。

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